当記事では、SEO対策に効果的な「記事の書き方」ついてお話していきます。
前回の記事では、「分かりやすい記事を作るための3つの要素」についてお話しました、まだの方はぜひそちらも参考にしてみてくださいね。
ブロガーならすべき目標というか目的というのか、よく聞くのが「SEO対策(検索エンジン最適化)」です。
さまざまな戦略がありますが、おそらくほとんどの人この「SEO対策」を軸にして派生していきます。
SEOとは、”Search Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイゼーション)” の略であり、検索エンジン最適化を意味する言葉です。
検索結果でWebサイトがより多く露出されるために行う一連の取り組みのことを”SEO対策”と呼びます。
SEO対策には、新記事を書く以外にも「リライト」という戦法もあります。
リライトを、簡単に言うと「記事を書き直す」ことです。
これがまた思っているよりもSEO対策に効果があります。
実際にリライト効果を実証済みです。
なんとデイリー2万PV突破!着々と伸ばしております。
✔️新記事を書く
✔️記事をリライトする
✔️回遊率の向上初心的な事ですが、結局意識して改善きていたのは結局これでした! pic.twitter.com/ZgqpWnHrD4
— 岸 和希【美容師2.0】ブロガー (@kazuki_kishi) 2018年6月30日
フェーズにもよりますが、リライトはかなり重要なポジションだと考えています。
そこで、今回の記事では、ぼくが考えるリライトについてと、リライトする10項目をお話していきます。
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リライトの定義は「守り」

ブログを攻めるということで新記事書きまくったら、ブログを守るためにリライトをしましょう。
・新記事は「攻め」
・リライトは「守り」稼ぐためにはまず攻めないといけませんが、ブログによっては守りも必要!
自分に合った戦術を。
— 岸 和希【美容師2.0】ブロガー (@kazuki_kishi) 2018年8月3日
初心者ブロガーは、SEO最適化するために新記事を書くことしかできません。これはいわゆる「攻め」です。
しかし、ある程度記事がたまってくると、読んでくれる読者が増えてきます。
読んでくれる読者が増えると、来てくれている読者がより見やすくしたり、違う情報への回遊をしたりと、「守り」に入るフェーズがきます。
この守りとなるのが「リライト」です。
リライトは、記事を書きなおすという意味ですが、ブログにおいては新記事を書くよりも重要なポジションになると考えています。
おすすめのリライト10項目

リライトは、すべき作業が多いので少しづつ参考にしてください。
ザクッと解説するとこんな感じ。
【リライト10項目】
・コンソールでクエリ確認
・一番見られるクエリで検索
・タイトル左端にワードを入れる
・見出し左端にワードを入れる
・内部リンクを調整
・ペルソナが同じ記事は統合させる
・ペルソナが異なるクエリは別記事
・図解、画像の追加
・文章の加筆
・誤字脱字の修正— 岸 和希【美容師2.0】ブロガー (@kazuki_kishi) 2018年7月17日
それぞれを分かりやすくお話しています。
クエリを確認
まずは「Search Console」で自分のブログのクエリを確認します。
「クエリ」とは、Googleへの質問や疑問のワードのことです。
読者が、あなたの記事にどんな「クエリ」でたどり着いているのかを調べます。
クエリを調べることでワードを増やしたり、もしくはあなたが予期せぬクエリで調べられているのなら追加することで、クエリの順位を上げることができます。
Search Console画面では…

調べる手順は画像の通りにすると、リライトしたい記事の検索クエリを多い順に表示してくれます。
URLを入れずにクエリのところにチェックを入れるとブログ全体のクエリを表示するのでそちらも参考になります。
クエリを検索
クエリを確認したら、Googleで実際にクエリを検索してみましょう。
狙いのクエリは、どんな記事が「検索意図」にあるのかを調べてみましょう。
どんな記事が上位表示されているのか?
どんな風にクエリが組まれているのか?
色々と参考にしてみましょう。
サジェストとは、検索した文字列に関連の深い語句を予測して表示する機能のことです。
例えば、「SEO」というワードで検索すると…

このようにGoogleが予測変換機能を使ってくれます。それがサジェストです。
さらに、下にスクロールすると検索の下にも「サジェスト」があります。

「Search Console」と「Google」の2つで調べたクエリをメインに記事にリライトしていきます。
タイトル左端にワードを入れる
タイトルには、狙っているクエリを入れますが、左側に入れるようにします。
なぜ左側なのかというと…
- タイトルの読みだしが左側がほとんどである
- タイトルを見た時にクエリがでるようにしておくと記事を見てもらいやすくなる
- 検索した時も左側にクエリがあるとクリック率が増加する
もちろん、不自然にならないようにしておくのは前提になりますが、左側にクエリを入れるように気を配りましょう。
見出し左端にワードを入れる
タイトルと同じく見出しの左側にもクエリワードを入れましょう。
見出しの左側にクエリを入れておくことで、目次の並びもキレイになります。
Googleの上位表示にも影響があるらしいので、できるだけ入れるようにしましょう。
内部リンクを調整
内部リンクを調整して、1記事だけでなく2記事、3記事と見てくれた場合、PVが2倍3倍になっていきます。
さらにそれはGoogleに良い評価をもらえるとされているのです。
- 必要な情報を提供する
- 読者の離脱を減らす
- Googleに良いコンテンツと認識してもらう
この3つが大きな目的になります。
読者があなたの記事を見にくれた時に、「良い記事だな〜、なんかもっと見たいな〜。」と感じてくれたとします。
そんな時に、関連記事やあなたに興味をもってもらうための「記事B」や「記事C」があれば、きっと読者の方は見てくれるはずです。

ペルソナが同じ記事は統合させる
ペルソナとは「クエリ」のことです。
同じようなクエリは同じような悩みを抱えています。つまり「悩み=クエリ」だという考えで、クエリをペルソナと解釈しています。
同じペルソナの記事は、重複コンテンツになるので、統合させましょう。どちらに統合させるかはクエリを調べてみて…
- 狙いのあるクエリがある記事
- クエリが多い記事
などに統合させるのがおすすめ。
ペルソナが異なるクエリは別記事
逆に、ペルソナが異なる場合もあります。
その場合、逆にクエリ事別記事にしてあげましょう。
- 新記事にする
- クエリを使った記事があるならそちらに統合する
画像の追加
画像を入れることで、記事の見やすさがかくだんに上がります。
写真はとても効果的です。
「百聞は一見しかず」ということわざがあるように、写真(画像)を使うことで直感でイメージしやすかったり、図解などもあり文章よりも分かりやすかったりもします。
読んでくれている読者が見やすい記事にすることで、次の記事を読んでくれやすくなります。

文章の加筆
ここでようやく文章の加筆です。
必要な情報をどんどん追加していきましょう。
しかし、無駄に増やすと「読みにくさ」を感じさせてしまうこともあるので、何回も読み直して加筆します。
誤字脱字の修正
人がつくる記事なので、誤字脱字はあって当然です。
何回も見直して修正しましょう。
ブログは記事を書く(増やす)事に注力して、それに慣れてくると余計な文章や文字を削ることの大切さが理解できてきる。
増やすよりも減らすも立派なリライト作業、ボリュームは必要だけど不要な文字や文章は削ることの方が大切。
— 岸 和希【美容師2.0】ブロガー (@kazuki_kishi) 2018年7月16日
記事を増やすことだけがリライトだと思われがちですが、減らすこともリライトです。
増やして、減らして、どんどん記事の精度を上げていきます。
研ぎ澄ましていくようなイメージです。
終わりに
記事は書いて終わりというわけではありません。
どんどん精度を上げて、キレイにしていくことで、見やすくて読みやすくい記事にしていくことができます。
SEO対策のリライトは一度にしてならず。
コツコツ記事を書いては、コツコツ記事を育てていきます。
それが、ぼくのブログ論です。
ご参考になれば幸いです。